烏賊爆弾 MUSIC CONTENTS
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MIDIシーケンスソフト「Studio ftn Score Editor 」で作った曲を密やかに公開。
全部オリジナル曲だぜ!ジャンルのこだわりは特に無し。
初音ミクとか持って無いので全曲ボーカル無し。音源はWindows標準MIDIしか使って無いので音色はプア。ミキシングバランスも悪いけどご容赦。
当初はMIDIファイルも公開してたけど、2018年8月からブラウザでのMP3ファイル再生に変更。
曲名(■赤い字 )をクリックすると解説文が出てくるよん。
All following music are composed by Masayan-T. Enjoy!
■[m83]ノリノリのRino 2024.7.28
前曲「[m82]Zigzag Foggy Way」がシリアスな曲調だったので、ノリが良くて軽くて明るい曲を志向してみた。
曲名は当初「ノリノリ則夫(仮称)」だったのだが、もっさい感じがしたので変更。全国の則夫さんごめんなさい。
本曲の演奏パートには常連のPianoを抜いてMarimbaを入れてみた。これでノリノリ感の増量効果が出た・・かどうは不明。
■[m82]Zigzag Foggy Way 2024.5.10
シブがき隊の「ZIG ZAG セブンティーン」じゃないよ。♪ジェっラっシーは~(←古い)
曲名で示す通り、自分がこれから進む先の見通しができず不安な心象を表現してみた。
イントロのフレーズではピアノがザラついたZigzag感を出しつつ、基本になる音が半音ずつじわじわ上っていくところが聴きどころ。
ちなみに本曲のリードシンセの音色は"ノコギリ波形"(MIDI#82、Saw Wave)にしている。・・どうでもいいか。
■[m81]青春の虚像 2024.2.10
青春ってなんだっけ。
なんで青いんだっけ。
元は中国の由来の言葉で、「青」は「緑色」を差すらしい。信号機と同じですな。
「青春とはもともと暗く不器用なもので、明るくかっこよくスイスイしたものは商業主義が作り上げた虚像にすぎない」
とはSF作家星新一氏の言葉。
自分の若い頃を振り返ると全くその通りとしか言いようがない。
とはいえ、若い頃の暗くて不器用な振る舞いが今の自分の形成に繋がっていることを考えると、恥ずかしい事や悔しい事も全て大切な経験ではあるのだろう。
曲の冒頭ほか所々出てくる金物系音色の細かいパッセージは、一見キラキラしているが不安定な青春の様を表現している。
■[m80]Sparkling Nightmare 2023.11.26
(Instrumental ver.)
何でこんな曲作ってしまったんだろう・・。
自作曲がちょうど80曲目ということで、歌詞付きにしたいなーとは思ったんだけど。
息子が昼食時に2Lペットボトルの炭酸飲料を飲んでたのを見て、ふと浮かんだサビのフレーズがどうしても頭から消えず、曲にしてしまったのであった。
★歌詞は
こちらからどうぞ !★
ボカロとかは未だに持って無いので、歌詞無しのInstrumental版を掲載。
曲も短めだし、音楽性の低さとかあまり突っ込まずに軽く聞き流してほしい。
■[m79]犬駆ける庭で 2023.9.22
作曲に使っているソフト「Studio ftn Score Editor」最終版にコードネームを付与する機能があったので、
アルペジオを利かしたフォークギター(Acoustic Guitar)をフィーチャーした曲を作ってみた。
もちろん実楽器では無いが、実楽器での演奏をエミュレートしている。
フォークギターにはこんな思い出がある。
あれは俺が卒業間近の小学6年生。保護者謝恩会なる催しで卒業生が皆で歌を歌うことになったのだが、
担任のY先生が、俺のギターの伴奏で歌おうと言い出した。
「いや先生、俺、さだまさししか弾けないんですけど・・」
俺は中学生の姉が親から買ってもらってたギターを横取りして弾いてたのだが、当時自宅にはギターの楽譜が
「さだまさし全曲集」しか無く、その曲集の掲載曲しか弾けなかったのだ。
で、結局Y先生の強い希望もあり、謝恩会で皆で歌った曲は、さだまさしの「精霊流し 」と「無縁坂 」・・。
長崎が生んだ偉人さだまさし師匠は尊敬しているが、小学生が歌う歌としてはどうだったんだろうと未だに思う。
■[m78]4U2BSol_d 2023.3.26
曲番号がたまたま「m78」になったことに発想を得て、羅列した記号を曲のタイトルにしてみた。
一応「君が地球に居るために」との意味を持たせているのだが、しょせん自己満足の世界なので気にしない気にしない。
「わからんちんどもとっちめちん」、私の好きな言葉です。(←メフィラス星人風)
曲はピアノのリフから始まり、途中もピアノソロ、最後もピアノで締めるという構成にしてみた。
長年愛用してきたソフト「Studio ftn Score Editor」が2023年1月にサポート終了とのことで、これまで有料版限定だった機能が最終版でリリースされた。
俺は専らフリー版ユーザだったので、前打音やサスティンペダルなどの機能を今回初めて使ってみた。またいろいろやってみよう。
7th Album「Masayan 7」
m3uファイル
←Windows Media Playerなどのソフトで連続再生が可能らしいで。知らんけど。
1.Fructus Veritatis 2.だるだるMorning 3.Danse des Papillons
4.Donkey Jack (Instrumental ver.) 5.Brass Quintet "Return of Stupid Son" 6.夕闇のコンフリクト 7.Fantastic New World
8.雪冠 -Yukikamuri- 9.Noche en Kiotango 10.Passion in the Clouds 11.Happy Yuppie Doctrine
■[m77]Happy Yuppie Doctrine 2022.11.20
事前の構想が何かあった訳でも無いのに、前曲から1ヵ月で完成という、最近珍しいパターン。
アルバムの最後を飾る曲ということで(←嘘)明るい曲にしたいと思い、ホーンセクションとかハンドクラップを入れてみた。まあしょせん標準MIDIの音色だけど。
ごちゃごちゃしたところもあるものの、演奏者もどこか楽し気な、なかなかノリの良い曲に仕上がったのではなかろうか。
曲名のYuppieは専門スキルを持った都会の若者のことね。彼らはより良い生活をエンジョイするための術を知っている。
■[m76]Passion in the Clouds 2022.10.23
本曲は散歩中に何となく浮かんだフレーズを展開して構成。
いつも使っている定番の楽器音色(StringsとかPianoとか)と敢えて違うものにしてみたが、うーむどうもしっくり来ない(笑)。
曲名は「明確ではないがモヤっとした自意識のどこかにある情熱のようなもの」から。ただし意味づけに特にこだわるものでは無いけど。
■[m75]Noche en Kiotango 2022.7.27
曲名はスペイン語で「京丹後の夜」。タンゴと丹後。掛けた時点ですっかりオヤジ化した自分に気づくが、まあ今更仕方が無い(笑)。
2年前に京丹後の浜沿いの旅館でカニフルコースを食べた幸せな一夜を思い出しながら作曲。曲調とカニとは全く関係無いけどね!
●楽器編成:Accordion、1st Violin、2nd Violin、Piano、Contrabass
標準MIDIの音色の制約はやむを得ないが、もしViolinを実楽器で弾くのであれば、いやらしくねちっこく演奏して欲しい。
■[m74]雪冠 -Yukikamuri- 2022.2.7
本曲では”いつも眺めていた景色が雪が積もって一変した様”を表現してみた。
曲の構成は比較的シンプル、全体としてやや哀愁を帯びたコードを使っている。
唯一明るさが差すBメロの「ちろりろりん」というモチーフは、雪の上に小さな足跡を残すカラスなどの小動物をイメージ。
なお風のエフェクトも標準MIDIの音色にあったので使ってみた。まあ、雰囲気づくりね。
十数年前に住んでいた金沢の、犀川付近や兼六園の雪景色を思い出しながら作曲。
冬の金沢は確かに風情があったけど、年に数回しか雪が降らない佐世保育ちの俺には、連日の雪掻きがきつかったな・・。
■[m73]Fantastic New World 2022.1.3
暗い影を落としていた新型コロナウイルス感染がやや落ち着いており、町や職場も活気が戻ってきていることもあり、明るいノリの曲を作ってみた。
年末年始に仕上げたので年明けのタイミングでのリリースになった。
曲名に特に深い意味は無いが、楽しいことが多い新年になるといいなあ。
■[m72]夕闇のコンフリクト 2021.8.16
曲名は”闇に乗じて忍び寄る魑魅魍魎に夜な夜な立ち向かう特異能力者集団の緊張感”のイメージから命名。
なお映画・漫画・小説など特定の作品を意図したものでは無い。ゆえに、深い意味は無いとも言える。
曲の構成としてはごく普通の進行だが、サビなどのコードはちょっと良さげになるよう工夫している。
また、途中で出てくるE.GuitarとPianoのソロも(MIDIだけど)ライブ感を楽しんでほしい。
■[m71]Brass Quintet "Return of Stupid Son" 2021.5.16
「烏賊爆弾」サイト開設以来、そういえば作っていなかった金管五重奏をこしらえてみた。
まだ若かりし頃はブラバンでTromboneを吹いてて、一応アンサンブルでも九州大会まで行った経歴もある。
ブランクがありすぎてさすがに今はもう吹けないが、当時を思い出しながら曲作りに励んだ俺であった。
金管アンサンブルで悩ましいのはHornと他との音量バランス。何でFrench Hornだけラッパが後ろ向いてんだと言っても仕方がない。実演奏に際しては楽器配置に留意のこと。
曲名は、中学卒業後に家を離れていたが大学に通うため4月に自宅に帰ってきた息子にちなんだもの。まだまだ未熟者だが親元を離れている間に少しは成長したようだ。
なお新約聖書に「放蕩息子の帰還」というエピソードがあるが、本曲名と関連は無い。しかしいつの時代も親って損だよなーとは思う。
●楽器編成:1st Trumpet、2nd Trumpet、Horn、Trombone、Tuba
●演奏時間:約4分30秒
■[m70]Donkey Jack 2021.2.11
(Instrumental ver.)
「Dの情景」シリーズの第3弾であり最終曲。かつ、自作曲がちょうどこの曲で70曲目。
節目ということもあり、なんと!本曲はデラックスに”歌詞つき”になっている。
★歌詞は
こちらからどうぞ !★
ボカロとか持って無いので、歌詞無しのInstrumental版を掲載。
せっかくなので機会があればボーカルも入れたいとは思っているが・・俺が歌った方が早いか?
本曲は"Donkey Jack"(=ロバ野郎)と森のみんなから呼ばれている、とあるウッドチャック(山ねずみ)の生き様と信条を歌にしてみた。
日本で山ねずみと言えば70年代の某テレビアニメの主人公が有名だ。陽気で好奇心旺盛、みどりが森で皆と仲良く暮らしており、ガールフレンドもいる。
Donkey Jackはそんなリア充な彼とは全く対照的だ。何事にも懐疑的で悲観的、信じるのは自分だけ。まあそんな生き方もあるのだろう。他人がどう捉えようとも。
■[m69]Danse des Papillons 2021.2.7
本曲は「Dの情景」シリーズの第2弾になる。前曲「[m68]だるだるMorning」と同時期に作曲を始めていたので仕上がりは早め。
曲名の通り本曲は蝶が舞う様子をイメージしており、16分音符のモチーフを繰り返し織り込んでいる。
ちなみにこの蝶だが、十数年前に家族で行った石川県白山市の「
ふれあい昆虫館 」での思い出がベースとなっている。
広い温室に大量の蝶が飼育されていて、通る人に次々寄って来る。気を付けないと踏みそうなくらい蝶が乱舞しており、まさに蝶の楽園。
ただあれだけの蝶が寄ってくると、正直若干怖い・・。
■[m68]だるだるMorning 2021.1.22
晴天の朝が来た。起床時間にはまだ早いのに朝日が眩しくてつい目が覚めてしまう。体もだるいしぎりぎりまで眠っていたい・・。
こんな情景をイメージした曲をこしらえてみた。
曲の最後にはちゃんとオチを用意している。サンプリングではなく標準MIDIの音色を使っている。へー、こんな音あったんだ。
なお本曲は「Dの情景」シリーズの第1弾となる。曲名のイニシャルが「D」となる曲を第3弾まで構想している。乞うご期待。(←いや期待とか無いだろ)
■[m67]Fructus Veritatis 2020.8.22
前曲「[m66]Rhapsodie mélancolique」と並行して作っていたので、ほぼ同時のリリースとなった。
新型コロナウイルスの影響で夏季休暇にどこにも行けず、作曲活動に時間を費やすことができたのが理由。
作曲とは安上がりに時間を過ごせる良い趣味だということを改めて実感できた。
今回の曲はロック調5ピース編成。主役はE.Guitarだが、Pianoの低音部を効果的に使ってみたので楽しんで聴いてほしい。
●楽器編成:E.Guitar、E.Organ、Piano、E.Bass、Drums
曲名はラテン語で「真実の実」。ちなみにアダムとイブが食べて楽園を追い出されたのは「知恵の実」、グリコのロングセラー商品は「アイスの実」ね。知っとるわい。
とある秘境に人知れず佇んでいる樹。その樹にはたくさんの果実が実っていて、中にはこの世の「真実」を知ることができる実があるという。
その実を探し求める人間の欲求と苦悩をイメージしてみた。
ちなみにこの世に”絶対の真理”というものはあるのか。答えは実に簡単。
もし「この世に絶対の真理は無い」と仮定すると「絶対の真理は無い」ことが真理となってしまい矛盾するので、「少なくとも1つ以上は絶対の真理は存在する」のだ。Q.E.D.
6th Album「Masayan 6」
m3uファイル
←Windows Media Playerなどのソフトで連続再生が可能だと思うのだけど。
1.Melt the Ice in Her Heart 2.Walzer des Vier-Jahreszeiten-Waldes 3.Tokyo Panda Day
4.Power of Ignorance 5.憧れのタコクラゲ 6.Miracle in the Snow 7.Inescapable Sunset Ray
8.Pondside Reflection 9.Dondoko Impulse 10.夏雲への伝言 11.Rhapsodie mélancolique
■[m66]Rhapsodie mélancolique 2020.8.18
感染者数もぶり返してきており、収束の気配がなかなか見られない新型コロナウイルス。
新型インフルエンザと同様、長い付き合いと覚悟して過ごすしかないのだろうが、自粛の影響による経済の落ち込みも気になるところ。
そんな憂鬱な思いと、それが蓄積して衝動的に溢れ出すイメージを曲にしてみた。
■[m65]夏雲への伝言 2020.7.25
コロナ禍の自粛もようやく一段落かと思ってたら、今度は停滞前線の影響で各地で大雨被害。
俺の近辺で特に被害は無かったが気分的にも晴れない日が続くこともあり、「初夏の爽やかさ」をテーマに曲を作ってみた。
イメージは、ホテルのプールサイドのパラソルとカクテルの向こうに広がる青空と夏雲の世界。・・俺のガラには合ってないけどな!
FluteやBongoなど、軽くて小洒落た雰囲気を醸し出せる楽器編成を意識した。
■[m64]Dondoko Impulse 2020.5.24
新型コロナウイルス対策で5月の連休も外出自粛を余儀なくされていたせいで、前の曲から3週間ちょっとで本曲ができてしまった。
本曲は7年前に作った「[m12]Libido」と同じコンセプトで、和太鼓と三味線を大胆にフィーチャーしてみた。
ただし太鼓の”縁打ち”(「太鼓の達人」で言えば”かっちゃん”の音ね)の音色が標準MIDIには無いため、やむを得ずスネアのリムショットの音を当てている。
ちょっと違和感があるがこれは見逃してほしい(笑)。
ようやく外出自粛も解除されたことだし、すっかり鈍ってしまって動かない体を回復していかねば。
■[m63]Pondside Reflection 2020.4.30
この曲は純クラシック仕様なので、あまり好きでない人は飛ばしてほしい。
弦楽器の発音が遅いのが不満だがHornの音が良かったので、「[m57]Walzer des Vier-Jahreszeiten-Waldes」と同じMP3変換ソフトを使用。
大渕池の畔でキラキラ光る水面の反射をぼーっと見ていた時にインスピレーションを得て(2月の話だよん)作曲。
新型コロナウイルス関連で何やら世の中がギスギスしている昨今。早く前の平穏な生活が戻りますように、とのささやかな祈りも込めて。
ちなみに春を迎えた大渕池の南西の浅瀬では大量のカメ軍団がぷかぷか泳いでいる。
●楽器編成:Flute、Oboe、Clarinet、Bassoon、Horn 各2、Harp、Timpani、弦楽5部
●演奏時間:約5分45秒
■[m62]Inescapable Sunset Ray 2020.2.1
電子ピアノを触ってて良さげなイントロをたまたま思いついたので、そこからフレーズを展開。
当初は「[m56]Melt the Ice in Her Heart」と同様、Technoテイストでクールに仕上げようと作曲を進めたが、結局ポップな感じになってしまった。へぼいな俺。
なお曲名は、昨年10月末の高知出張の際の思い出から引用している。
高知空港の出発ロビーは西向きで、夕方になると南国の強烈な夕陽が差し込んでくるのだが、窓にはブラインドも無く、数本ある柱の影を除き日陰になる場所が無い。
待合客は皆このひどく眩しい夕陽から逃げる術も無く、我慢して搭乗開始時間を待つしかないのだ・・ANA恐ろしや。
■[m61]Miracle in the Snow 2019.12.21
前に作曲した「[m20]Your Peaceland」と同様、リラックスした雰囲気の曲を作ってみた。ただしこの曲でイメージしたのは雪降る季節。
曲のリリースがたまたまクリスマス前になったが、クリスマスを意識して作った訳ではない。
とは言いつつ、この曲を聴きながら、ぜひ深々と雪降る街の片隅で起こったちょっとした奇跡の様を思い浮かべてほしい・・ってどんなんやねん。
なお単調な展開を崩すべく、Alto Saxophoneをフィーチャーしてアドリブ的に吹かせている。
■[m60]憧れのタコクラゲ 2019.10.14
机の引き出しを整理していたら一片のメモが出てきたのだが、鉛筆で書かれていたのは奇妙な言葉。
「
あこがれのタコクラゲ:もにもに~ 」・・はて、何だっけこれ?
あ、思い出した。
これ、6年前に
パラオ の「Jellyfish Lake」という、大量のタコクラゲが繁殖している湖で
シュノーケリングを楽しんだ際に、まだ小さかった息子が発した言葉だ。語感が面白かったのでメモしたんだっけ。
ちなみにこの息子は「将来はクラゲになりたい」(?)と言うほどクラゲが大好きになった。クラゲが好きすぎて、ラーメンのキクラゲが食べられなくなったくらいだ。
いやキクラゲはクラゲじゃないって(笑)。
ということで、このメモから当時の思い出を回顧しつつ作ったのがこの曲。イントロの部分はもちろん「もにもに~♪」と歌ってもらうところだ。
この「もにもに~」の音型を曲の至る所に展開。多くの小さなタコクラゲたちがふわふわ小宇宙よろしく自由に浮いている世界を表現してみた。
余談だが、パラオに関しては以前「[m07]Rush to the milky lagoon」という曲も作っている。合わせて楽しんでもらえたら幸い。
■[m59]Power of Ignorance 2019.7.13
前曲から1ヵ月後という早いリリースだが、実は「[m58]Tokyo Panda Day」より先に作曲に着手していたため仕上がりが早かったのが理由。
なぜ優先順位を変えたのかと問われると・・「俺がパンダ好きだから」というほか無い。へへっ。
5年前に作った「[m23]Start Dash Full Boost」と同じく、ロック系5ピースによる演奏を想定。
ちょっと曲の尺が短めだが、太くて濃くて短めのインパクト重視曲ということで。うむ、そうしておこう。
それぞれのピースに見せ場を作っているので、もしリアル楽器で演奏する場合は演奏する側も楽しめると思う。
●楽器編成:1st E.Guitar、2nd E.Guitar、E.Organ、E.Bass、Drums
■[m58]Tokyo Panda Day 2019.6.19
息子が修学旅行の土産ということで東京タワーで買ってきた、小さなパンダのぬいぐるみにインスパイアされて(笑)作ったのがこの曲。
詳しい話は写真も合わせて
こちらのページ で見てほしい。
歌詞はつけてないが、冒頭部分は「パン パン パパンパ ダーダダーダダー」というノリでヨロシク。
なお「ダ」の音は音階でいうと「D」と「A」の重音、すなわち「ダ」になっているという、言われないと誰もわからないこの無駄な仕掛け。
また、展開部で「パンダ好きならもしかしたら気付くかも」というフレーズを4小節だけこっそり入れている。
すっかり自己満足の世界だな、ふふふ。
■[m57]Walzer des Vier-Jahreszeiten-Waldes 2019.4.7
春の陽気のせいだろうか(笑)、浮かれた気分でオーケストラ編成のワルツ曲を作ってみた。
曲名は日本語では「四季の森のワルツ」。北生駒の高台にある公園の名前から取った。
比較的テンポが早めのウィンナワルツの体裁にしている。イントロとコーダを除き8小節で1セット(ただし1箇所だけ変則あり)。
余談だが実はMP3変換の過程でなぜかうまく鳴らない音符がある。発音数の問題と思われるが原因不明。気付いた人は見逃してね。
【追記】いつもと別のMP3変換ソフトを使ったら音がきちんと鳴っているようなのでファイルを変更。
弦の音の鳴りがちょっと気に入らないけど・・
●楽器編成:Flute、Oboe、Clarinet、Bassoon、Horn、Trumpet、Trombone 各2、Timpani、Cymbals、弦楽5部
●演奏時間:約6分
■[m56]Melt the Ice in Her Heart 2019.1.26
前曲「[m55]Finale toward the New Period」の反動で、Technoテイストの曲を勢いで作ってしまった。例年に無く早い仕上がり。
とはいえしょせん標準MIDIの範囲の音色ということもありテクノ感は今ひとつかも・・まあいいか。
曲は冷たくて透明な精神世界が徐々に熱量と色彩を得ていくイメージ。だから何だと言われると難しいがそんな感じ。
5th Album「Masayan 5」
m3uファイル
←Windows Media Playerなどのソフトで連続再生ができるかなどうかな。
1.Fanfare for Amazing Future 2.よくばりBully 3.Starlight Strayer 4.Aremo Colemo 5.Cocktail Illusion 6.Planet Flipper
7.晴々Factory 8.The Tomb of Roses 9.High-School Groovers 10.Rollover on Flatbed 11.Finale toward the New Period
■[m55]Finale toward the New Period 2019.1.5
平成30年も終わり、今年の5月からは新しい年号になるということで、それにちなんだ曲名にした。今年はさてどんな年になるやら。
曲調は自分で言うのも何だが凡庸で、イージーリスニングの範疇。何かのBGMにはいいかも知れない。
アルバム的な構成を意識して、前に作った「[m45]Fanfare for Amazing Future」のフレーズを引用して対にしている。
●楽器編成:Woodwinds、Brasses、Strings、Piano、E.Bass、Drums
●演奏時間:約5分
■[m54]Rollover on Flatbed 2018.11.11
10月下旬に3泊ほど入院した際、病院のベッドの上で想起した曲。
曲のタイトルはその時のエピソードに由来するが、長くなるのでここでの説明は割愛。
前に作った「[m15]Brenda gone wild」同様、ギターリフから展開してみた。
オーソドックスな曲調をベースに、ところどころ変なコードをつなげているので楽しんでほしい。
■[m53]High-School Groovers 2018.6.9
小玉ユキ「坂道のアポロン」にインスパイアされて作った曲。
アニメ・映画化もされている人気漫画なので改めての解説は不要だろう。
物語の舞台となる高校は原作者の出身校である「佐世保北高校」がモデルとなっているのだが、俺もこの高校の卒業生なのだ。
とはいえ一応後輩にあたる原作者とは知り合いでも何でも無く、単なるミーハー野郎と言われるとまさにその通りだ。へへへ。
楽器編成はMuted Trumpet、Piano、Wood Bass、Drumsの4ピース・セッション。
前半はPianoの独奏、中盤からDrums、Bass、そしてTrumpetが順番に加わり、後半は全員で盛り上げる構成にしている。
これは高校の文化祭で停電のため演奏できないバンドに代わり、主人公がPianoで即興演奏を始め、
そこに親友のDrumsが加わり会場が大いに盛り上がるという、めちゃかっこいいエピソードへのオマージュ。
(文化祭ではTrumpetとBassはいなかったけど)
■[m52]The Tomb of Roses 2018.3.15
曲名は日本語で言うと「薔薇の墓標」ね。
風が吹く丘の上にある、薔薇のモチーフで飾られた墓標。刻まれている文字はこの土地のものでなく、誰が眠っているのかは定かではない。
毎年春に黒スーツの男が独りで墓参りにやってくる。帽子を目深にかぶっており、その目に哀しみを湛えているのかどうかはわからない。
墓標に花を捧げ、持参した酒を振りかけ、小声でしばらく墓標に何か語りかけた後、静かに去っていく ・・てなイメージ。
曲調はいわゆるポップスバラードってやつかな。物語(ballad)の語り部としてE.Guitarをフィーチャー。
■[m51]晴々Factory 2018.1.4
相変わらず作曲に費やせる時間が少ない状況が続いており、この曲も着手から結局年を越して完成。
いきなり明るい感じのサビを最初に持ってくる構成にしてみた。曲名の「晴々」のイメージはこれ。
ただ、改めて聴くと曲全体の進行はあまりまとまってない感じもするが・・まあ今さら仕方あるまい。
いい年になりますように。
■[m50]Planet Flipper 2017.9.18
今年に入ってから仕事が忙しくなり、作曲にかける時間がめっきり少なくなってしまったが、そんな中コツコツと作ったのがこの曲。
人知を超えた存在による、超弩級スケールのピンボールをイメージ。何をボールに見立てているかは曲名で知るべし。
なお「烏賊爆弾 MUSIC CONTENTS」掲載の自作曲が本曲でちょうど50曲になった。今回特に気合を入れたという訳ではないが、振り返ると感慨深い。
■[m49]Cocktail Illusion 2017.4.30
最近、哀しいことだが年のせいかすっかり酒に弱くなってしまった。
ちょっと飲みすぎると記憶の一部が抜け落ちていたりする。どうも時々周りにも迷惑をかけている様子で全く面目無い。
さて本曲だが、年明けから公私ともに忙しかったこともあり、前作から4か月ぶりのリリースとなった。
バーカウンターにて色鮮やかでお洒落なカクテルを数杯飲み干したのはよかったが、意外なアルコール度数の高さに不覚にも酩酊に陥るイメージ。
サビのメロディーの半音階の上がり下がりでふらつき感を表現(笑)。ラストの音はグラスの響きのイメージね。飲み過ぎには気を付けよう。
■[m48]Aremo Colemo 2016.12.30
曲名はイタリア語とかスペイン語にありそうな綴りだが、単に「あれもこれも」。
通勤電車降りて他の乗客と改札に向かう際、必ず数名、歩きながらスマホを操作している輩がいる。
「歩きスマホ」は駅のアナウンスでも再三注意しているが、人込みの中トロトロ歩いて迷惑かけても気にする様子もない。さすが関西人(?)。
ちなみに俺は歩きスマホはやらない。モラル的な理由ではなく、単に同時に2つ以上のことができないから。へへへ。
本曲は何とか2016年内に仕上がった。来年もぼちぼちやっていこう。
■[m47]Starlight Strayer 2016.11.11
月も出ていない深夜。方角もおぼつかないまま、かすかな星明りだけを頼りに暗闇の中を彷徨う感じをイメージしてみた。
我々はどこに行こうとしているのか。明確なビジョンも持たないまま、誰かが仕掛けた何となくの風潮や、
目先の打算に流されて生きている現代人のあり方にオーバーラップ・・といった高尚な意味づけまでは考えてないけどね。
■[m46]よくばりBully 2016.10.1
標準MIDIの音色の中に「soundtrack」(音色番号:096)というのがある。
発音がポルタメントで”ふぃ~ん”と上がる5度重音で、名前の由来は「映画音楽をイメージさせる効果音色」ということらしい。
今ひとつピンと来ない音色名だが、こいつを効果音に使ってノリのよさげな曲に仕上げてみた。
曲のタイトルは深い意味は無し。あまり欲張るとどこかで損するぜ・・って誰に言ってんだっけ。
■[m45]Fanfare for Amazing Future 2016.9.1
作曲通算45曲目。俺の人生の新たな幕開けを意識して(うそ)、ファンファーレを作ってみた。
いつものごとく標準MIDIの音色の制約下で作っているので響きが貧相だが、まあこれは仕方が無い。明日はいい日になりますように。
●楽器編成:Woodwinds、Brasses、Snare Drum、Bass Drum、Cymbals、Timpani
●演奏時間:約50秒
4th Album「Masayan 4」
m3uファイル
←Windows Media Playerなどのソフトで連続再生ができると思われ。
1.お気楽Princess 2.Funky Gift Shoppe 3.Take me to blue Seven 4.まったりの向こう側 5.Trace-back 6.Sunny Smile Street
7.Pas de Deux 8.Wriggling 9.Big Ribbon 10.駆け抜けろMoonface 11.Capricious Wings
■[m44]Capricious Wings 2016.5.26
俺はなぜか飛んでいる。いや、実体験ではなくドローンなど飛行体のカメラが映し出すビジョンを見ているのかも知れない。
起伏に富んだ山裾の緑と褐色の大地、そして断崖の先には群青に光きらめく海、水平線の上には透き通る空とまばらな薄雲。
これから俺はどこに向かうのか。そんな時折夢で見るようなイメージを曲にしてみた。
曲名も示すとおり、曲の構成はイントロ、Aメロ、Bメロなどのフレーズを自由につなげている。
■[m43]駆け抜けろMoonface 2016.4.1
曲名のとおり、早めのテンポで駆け抜ける曲。
前曲「[m42]Big Ribbon」を緻密な構成で作った反動か、本曲は思いつくままの自由な展開でやってみたがどうだろう。
曲名は、丸顔の男がその風貌からは思いもしないような驚きのハイスピードで走り過ぎていくイメージから。・・シュールだな。
■[m42]Big Ribbon 2016.2.14
今回は曲名を先に決めて作曲に臨んだという、これまでに無いスリリングな展開(笑)。
NHKの朝の連続テレビ小説「あさが来た」で、主人公の口癖「びっくりぽんや!」というのが巷で流行っているようなので、これにあやかった曲名をと考えた。
びっくりぽん → びっぐりぽん → ビッグリボン・・よし、「Big Ribbon」にしよう、ってな軽い感じで曲名を決定。
で、「Big」って名前がつくからにはやはり「ビッグバンド」で、という発想で、スイング・ジャズの体裁の曲にしてみた。
(「ビッグバンド」とは大人数編成のジャスバンドを指すようなのだが、なぜブラスバンドより小人数で「ビッグ」なのか、語源はよくわからない)
自分ではいい雰囲気な感じに仕上がった曲だと思っているが、俺はジャズに精通している訳では無いので、やや不安もあるがまあこんなもんだろう。
ちなみに本日はバレンタインデーなのだが、本曲とは全く関連は無い。
●楽器編成:Alto Saxophone×2、Tenor Saxophone、Baritone Saxophone、Trumpet×3、Tenor Trombone×2、Bass Trombone、Piano、Bass、Drums
●演奏時間:約3分50秒
■[m41]Wriggling 2016.1.11
今回の曲のテーマは「落ち込んだ時に聴くのに最適な暗い曲」。
明るめの曲のリリースが続いたので、今回はあえて暗い曲にしてみた。新年早々申し訳ないが・・
ちなみに心理カウンセリングの世界では、落ち込んだ時に聴く曲は暗い曲がお勧めで、明るい曲は逆効果らしい。
仕事や恋愛でうまくいかない時は、ぜひこの曲を聴いてしっかり落ち込んで、そこから這い上がってほしい、とか言ってみる。
■[m40]Pas de Deux 2015.10.26
当ホームページ「烏賊爆弾」に自作の曲を掲載し始めて、本曲でちょうど40曲目。いやあ感慨深い。
ということで、節目の記念に”純クラシック曲”の制作にチャレンジしてみた。
夏ごろからコツコツ書き上げようやく完成したが、クラシック曲はやはりしんどい・・。
曲名はバレエ音楽のイメージから命名したが、俺にはバレエの素養は無いので、あくまでイメージということで。
「こんなんでパドドゥが踊れるか!」とか真面目に怒らないでね。
●楽器編成:Flute、Oboe、Clarinet、Bassoon、Horn 各2、Timpani、弦楽5部
●演奏時間:約6分20秒
■[m39]Sunny Smile Street 2015.10.12
ようやく秋らしい気候が感じられる今日この頃。とにかく明るい曲を作りたくなり、できたのがこの曲。
曲名は日本語で言えば「ニコニコ商店街」といったところか。
どこかの商店街をイメージして作った曲ではないのだが、主に東京方面に「ニコニコ商店街」とか「ニコニコロード」とか複数実在しているようだ。
シャッターが下りたままの店舗が並ぶ、あまり笑えない商店街も中にはあるようだけど・・。
■[m38]Trace-back 2015.8.30
”まったり感”を醸し出した前曲「[m37]まったりの向こう側」と対比させるべく、本曲はm6コードも織り交ぜ速いテンポにまとめてみた。
曲のイメージは「とある情景を目にしたことを契機に、忘れていた大切な記憶を頭の中で辿っていく」という感じ。・・なんのこっちゃ。
ちなみに最近年のせいか、人の名前をよく失念する。早く忘れたい昔の失態はなかなか忘れられなかったりするし、都合良くは行かないものである。
■[m37]まったりの向こう側 2015.8.9
暑い・・今年の猛暑もなかなかつらい。
外での用事を済ませ、エアコンの効いた部屋でとっておきのアイスなんぞ食べながら、まったりとした世界に浸るイメージを想起して作った曲。
テンポは緩め。まったりさをより醸し出すべくTromboneをフィーチャした。ポルタメント感が出せないのは残念。
■[m36]Take me to blue Seven 2015.6.28
前に「[m19]白桔梗」という5拍子の曲を作ったが、今回は”7拍子”の曲にトライしてみた。
曲名は当初、5/4拍子のジャズの名曲「Take Five」にあやかって「Take Seven」にしようと思ったが、格も曲調も違いすぎておこがましいので変更。
松田聖子「天国のキッス」に出てくるフレーズ「Take me to blue heaven」をもじって曲名にした。
なお本曲を仮にバンドなどで実演する場合は変拍子に難儀するかも知れない。曲名通りブルーな7拍子になってしまう(笑)。
譜面は7/8拍子なのだが、実演の場合は(7/8+7/8)=7/4拍子でカウントしたほうが良いと思う。
■[m35]Funky Gift Shoppe 2015.5.31
Brassが頑張るファンキーな感じの曲を作りたくなり想起。とはいえファンキーって定義がよくわからないけど、まあいいか。
曲のイメージは「こんなの買う人いるの?ってな感じのトホホな商品が並んでいるお土産品店」。具体的にどこのお店だったかは秘密。
そう言えば昔みうらじゅんさんの「いやげ物展」を見に行ったのを思い出した。あの世界こそファンキーかも。
■[m34]お気楽Princess 2015.5.5
曲名が示すとおり、お気楽な感じで作った曲。
お気楽さを醸し出すべくSteelDrumをフィーチャしている。本物のSteelDrumは全く知らないけど演奏かなり難しそう。
3rd Album「Masayan 3」
m3uファイル
←Windows Media Playerなどのソフトで連続再生ができるであろう。
1.Start Dash Full Boost 2.Pop beans a la mode 3.Phantasm of Prometheus 4.Fly to the dark moon 5.哀しみのマンゴープリン 6.碧空トリミング
7.Rock'n坊主と追憶の日々 8.ennui immorale 9.Electro Fake-up 10.風に急ぐ鳥のように 11.The end of the Sphere
■[m33]The end of the Sphere 2015.3.28
夕暮れの空を見ながら、天球の果てをイメージして作ったクラシック曲。
楽器編成はFlute、Oboe、Harp、弦楽5部。残念ながらMIDIシーケンスソフトでは細かいニュアンスまでは表現できない。実楽器で演奏したいなぁ、これ。
■[m32]風に急ぐ鳥のように 2015.2.22
曲名通りのイメージで作った曲。ラテンのテイストをちょっと入れている。
成功のチャンスはいつも自分を待ってくれている訳ではない。ここだと思う時には急がなければ良い風には乗れないのだ。
■[m31]Electro Fake-up 2015.1.22
Polyphonic Synthesizerの、カッコ良さげなリフから始まる曲を突然作りたくなり想起。
全体としてカッコ良い曲になったかどうかはちょっと怪しいけど・・。
曲名の通りもっと電気的なチューンで曲を構成したかったが、そこは標準MIDIの音色の範囲で我慢。
■[m30]ennui immorale 2014.12.28
職場の飲み会でうまいシューマイをほおばってた時に、本サイトを見てくれている同僚のF谷さんから曲の依頼を受けた。
彼の依頼は「今度、『エロい曲』作ってください!」・・まあ、彼にも何やら色々と事情があるようだが・・。
ということで、エロさを醸し出すべくAlto SaxophoneとMuted Trumpetをメインに曲を構成してみたが、どこまでいけただろうか。
曲のタイトルは「アンニュイ・エンモラール」と読む。タイトルどおり曲はアンニュイな雰囲気で進行していくが、最後に突如ハッスルした曲調に(笑)。
本サイトは小さいお子様でも安心してご覧いただける高尚なポリシーなので詳しい解説はしないが、F谷さんにこの趣旨が伝われば幸いである。
ちなみに当方の作曲作品が「[m01]烏賊爆弾のテーマ」から数えて本曲でちょうど30曲目となった。
曲の質はさておき、我ながらよくここまで続いたものだと感心している。
■[m29]Rock'n坊主と追憶の日々 2014.12.14
あれは高校3年の初夏だったか。俺はとあるステージでドラムを叩いていた。
いよいよ最後の曲に入った。Aメロから入るシンセが一気に曲を盛り上げようとした瞬間、「あ」。
汗で俺の右手のスティックが滑りステージの宙を舞った。あぁやっちゃった。
俺はすぐに予備のスティックを握ったが既に遅し、曲はストップされ最初からやり直し。
他のメンバーの痛い視線を感じながら、俺はやり直しの曲を気まずそうに叩いていた。
そういえば他のバンドのドラマーはちゃんと汗止めのリストバンドしてたことを思い出しながら。
・・そんな若い頃の恥ずかしくも懐かしいバンド関係の思い出を、いろいろ思い出しながら作った曲。
ちなみにスティック飛ばしたのはTHE SQUAREの曲で、ロックじゃ無かったけど。
■[m28]碧空トリミング 2014.10.11
高く澄み渡った秋晴れの、切り取って持って帰りたいくらいの見事な碧空(あおぞら)を見ていて想起した曲。いやー、地球って素晴らしいなぁ。
曲ではBrassとCongaをフィーチャーしており、脳天気に明るく仕上がっている。
「切り取った青空」で思い出したのが、金沢21世紀美術館の常設展示「ブルー・プラネット・スカイ」。
白い壁の広い部屋の天井に大きな四角い穴が開いていて、そこから空が眺められるという、シンプルだが不思議で楽しい趣向だった。
天気の悪い日は雨がダーダー降り込んでたけどね。
■[m27]哀しみのマンゴープリン 2014.9.20
会社の宴会で最後に出てきたデザートのマンゴープリン。和風居酒屋のメニューとしては意外と美味しかった。
だが宴会の料理が総じてボリュームがあったせいか、多くのプリンが食べられずテーブルに残されたまま、宴会はお開きの雰囲気に。
ほんとはうまいのに食べてもらえない、そんな気の毒なマンゴープリンの悲哀を曲にしてみた。(歌詞はつけていない)
・・食べてやろうぜ、みんな。
■[m26]Fly to the dark moon 2014.8.25
前に作った「[m09]暗黒列車961」同様アップテンポの曲。闇の夜空を自由に羽ばたく悪魔をイメージしてみた。
なお本曲のイントロ後のAメロ(音色はStrings)部分にこっそり悪魔的な仕掛けをしている(笑)。
1~2小節目と5~6小節目が同じメロディーに聞こえるが、あら不思議、実は半音ずれているのだ。
■[m25]Phantasm of Prometheus 2014.7.16
そう言えばまだ作っていなかった、3/4拍子の曲に初チャレンジ。
ギリシャのパルテノン神殿に映える炎をイメージして作ってみたが、ちょっと仰々しい感じになってしまったか・・。
ちなみにギリシャに行ったことはもちろん無い。
■[m24]Pop beans a la mode 2014.6.19
子どもの頃食べたゼリービーン。様々な色と味が楽しめる中、何だか色も悪くて不味いやつが混じっていたような記憶は無いだろうか。
この曲はポップでカラフルのようでどこかちょっと変、といった感じをイメージしてみた。
Aメロの部分に並行音程を使ってみたが、これがなかなか気持ち悪くて気持ちいい(笑)。
■[m23]Start Dash Full Boost 2014.5.24
どこかでバテるかも知れないがとにかく後先考えずに全力でスタートダッシュする様を熱く表現してみた。
楽器編成は 1st E.Guitar、2nd E.Guitar、E.Organ、E.Bass、Drumsのロック系5ピース。
シーケンスソフトでの作曲だが、いちおう実楽器での演奏を想定した譜面にしている。(MIDIの制約で表現できてないところもあり)
なお「[m22]Nachtmusik」作曲中、眠気覚ましのため本曲の制作に着手したのだが、こっちが先に完成。
2nd Album「Masayan 2」
m3uファイル
←Windows Media Playerなどのソフトで連続再生ができるはず。
1.Libido 2.さわやかさん 3.Club Ginkgo 4.Brenda gone wild 5.petit Noël
6.Confession by the Shadow 7.Over the crimson sky 8.白桔梗 9.Your Peaceland 10.Gleaming Elements 11.Nachtmusik
■[m22]Nachtmusik 2014.5.25
ふと「聴いていて眠くなる曲」を作ってみようと思い立ち作曲を開始したのだが、困った事態に気づいた。
シーケンスソフトでコードやアンサンブルを確認しながら曲作りを進めているうちに、なぜか俺が眠くなってしまうのである。
眠気覚ましに別の曲を並行して作りながら何とか完成。(しかし後に着手した曲が先に完成してしまった)
演奏時間も5分弱、退屈な曲ではないと思うので、最近不眠気味の方はぜひ本曲を聴きながら安眠してほしい。作曲者が眠くなるくらいだから効果は請け合い(笑)。
なお曲名は「夜曲」という意味で、W.A.Mozartの名曲「Eine kleine Nachtmusik(アイネ・クライネ・ナハトムジーク)」から拝借。曲の感じは全然違うけど。
Mozartに敬意を表して、本曲の最後に「Eine kleine Nachtmusik」1楽章冒頭の有名なフレーズ(2小節)をさりげなく入れている。
また本曲では、Alto Saxophoneをフィーチャー。やはり夜の楽器と言えばSaxよね。(←深い意味無し)
■[m21]Gleaming Elements 2014.4.20
前回気楽で緩めの曲「[m20]Your Peaceland」を作った反動からか、やや緊張感のあるフレーズが想起されたので曲にまとめてみた。
主メロディ以外の、Strings、Piano、E.Guitar、Bassのアンサンブルも楽しめるよう工夫。
■[m20]Your Peaceland 2014.4.6
あまり気負いの無い、南の島系(?)の緩めの曲を作ってみた。
職場や学校などの人間関係でちょっとお疲れ気味のあなたに、少しでも心休まるような曲になれば・・なんてね。
■[m19]白桔梗 2014.3.9
先月6/8(正確には12/8)拍子の曲「[m18]Over the crimson sky」を作ったので、今度は5拍子の曲を作ってみた。
5拍子は基本的に2拍子と3拍子の組み合わせで(2+3)または(3+2)で構成されるのだが、本曲は{(3+2)+(2+3)}拍子になっている。
ただし聞き手が変拍子を意識せず自然に聞けるよう配慮したつもり。
曲のタイトルは、清楚でやや寂しげに咲いていて、だが芯は力強い花のイメージから。
ちなみに桔梗の花弁は5枚なのだが、曲の5拍子と掛けてある。
■[m18]Over the crimson sky 2014.2.2
これまで6/8拍子系の曲を作ってなかったのでチャレンジ。
紅に染まる大空の向こう側を目指し、新しい世界へ旅立つ姿をイメージしてみた。やはり旅立ちには6/8拍子が似合う。(←特に根拠無し)
本曲では地味にナチュラルホルン(D管)をフィーチャーしている。実物のナチュラルホルンの演奏はとても難しいのだが、これMIDIだしね。
■[m17]Confession by the Shadow 2014.1.13
光ある所に必ず影あり。光を見ている多くの人には意識されないであろう存在とはいえ、影には影の矜持、思いというものもあろう。
昨年末の紅白歌合戦で歌う『あまちゃん』関係者を見てふと感じた次第。
なお本曲ではPianoパートに頑張ってもらっている。自分でリアルには弾けないけど。
■[m16]petit Noël 2013.12.20
♪きっと君は関西人~ 間違いなく関西人 hmm~ さいでんなぁ~ ほうでんなぁ~♪
山下達郎「クリスマス・イブ」の替え歌(by嘉門達夫)がつい口ずさまれるこの季節、敬虔な仏教徒の俺だが世俗に流されてクリスマスソングに挑戦。
ポップスの明るい調べか、はたまた静寂なミサ曲風か、とかいろいろ考えていたら、なぜか木管アンサンブル曲になってしまった。なぜだろう・・。
楽器編成はFlute、Oboe、Clarinet、Bassoon、Sleigh Bells、Harpsichord(option)。小編成にした割には意外と騒がしい。
なお第2フレーズのところで、サンタクロースの笑い声「わっはっは~」をBassoonで模してみた。わかるかな?
■[m15]Brenda gone wild 2013.11.5
何となくE.Guitarがメインのワイルドな曲を作りたくなりトライしたが・・さほどwildではない仕上がりになってしまった。
E.Guitarの冒頭のリフはどこかで聞いた感じの古くさいパターンだが、独創性溢れたギターリフというのもMIDIベースでは意外と難しく、
俺の力量ではとりあえずこんなもんだろう。
■[m14]Club Ginkgo 2013.10.19
「クラブ」と言っても、人気者のマウスがリーダの健全なクラブもあれば、お父さんの密かな楽しみのいかがわしいクラブなどいろいろあろう。
ここでは一昔前の”クラブ”をイメージして作ってみた。(俺はディスコしか行ったこと無いけど)
曲名は「クラブ 銀杏」から。実在の店では無い。
なお「銀杏(ぎんきょう)」の英字綴りだが、「Ginky o」や「Ginkj o」ではなく、
なぜか「Ginkg o」である。
今から約300年前、日本のイチョウを紹介する本の誤植がそのまま定着したらしい。変なの。
■[m13]さわやかさん 2013.10.1
何事にも前向きに取り組み、嫌なことがあってもめげず、周りの人間にいつも良い影響を与えている人っているでしょ。
そんな人への憧れも含め、爽やかで落ち着いたイメージで作ってみた。
主メロディラインもシンコペを多用して頑張りすぎない感じにして、肩の力を抜いた仕上がりにしたがどうだろう。
余談だがネットで調べたところ、その名もずばり 「さわやかさん」 という商品があることが判明。これが・・ペットの消臭剤 (-_-;
■[m12]Libido 2013.9.13
9月に入りちょっと秋の気配も見え始めたこの頃。日本の夏から秋にかけては「祭」のシーズンである。
腹の底から湧き上がってくる英気というか、破壊願望にも似た何とも言い難い熱い衝動を、お囃子に似たシーケンシャルフレーズに
和太鼓をイメージしたDrumsと絡めて表現してみた。
1st Album「Masayan 1」
m3uファイル
←Windows Media Playerなどのソフトで連続再生可。たぶん。
1.烏賊爆弾のテーマ 2.vers le soleil 3.Get on! 4.満月の誘惑 5.Something that brings me happiness
6.META ORE 7.Rush to the milky lagoon 8.Gloomy Mermaid 9.暗黒列車961 10.異論人 11.エンド・クレジット
■[m11]エンド・クレジット 2013.9.1
映画の最後のエンド・クレジットのBGMで流れるような曲をイメージした。
今や映画スターとなったかつての想い人が出演している映画を見た主人公が、想い人の笑顔が映るスクリーンを前に、自分の想いに決別しそっと
心の中で別れを告げる、という寂しい設定。何か情けないやつだな。
本当はVocalを入れたかったところだが、歌詞も作っておらず、ボカロなんぞのソフトも持ってないのでとりあえず無し。
■[m10]異論人 2013.8.15
暑い・・今年の夏は異常な暑さなのだが、あまりに暑いので(?)砂漠の旅をイメージして作ってみた。
曲のタイトルは最初「異邦人(L'étranger)」が思い浮かんだが、久保田早紀の名曲とかぶるのでささやかに1文字変えた。
知の世界で真理を求めて彷徨う旅人ってことで。
なお曲の途中で数回鳴るツリーベルは砂漠の夜空に時折流れる流れ星を表現したのだが、標準MIDIの音色がしょぼい。残念。
■[m09]暗黒列車961 2013.7.21
人生とはいつ終点を迎えるのかわからない長い旅である。
明るく楽しい旅になるのか、暗い苦役の旅になるのかは人それぞれだろうが、そんな人たちの様々な思いを乗せて疾走する闇の列車をイメージしてみた。
■[m08]Gloomy Mermaid 2013.6.5
海遊館の近くの
マーメイド像 がゴミに囲まれてちょっと気の毒だったので、慰めのつもりで着想した曲。
俺は女性には優しいのだ。
楽器編成はFlute、Bassoon、Harp、弦楽5部。
ドラムも入らないクラシック仕様なので、この筋に興味無い人はつまらないかも知れないけど、短い曲なので堪忍ね。
■[m07]Rush to the milky lagoon 2013.4.30
先日パラオに行ってきたのだが、まさに自然の楽園。印象深い旅であった。貯金が一気に無くなったのが気がかりだが・・・
珊瑚礁に囲まれたロックアイランドのビーチに向かう、わくわくする気持ちをイメージ。
なおサビのフレーズ2拍目のバスドラムの「ドドッ」ってやつは、どきどきする心臓の鼓動を表現してるのだが、単に高血圧による動悸だったかも知れない。
■[m06]META ORE 2013.4.9
曲名は「メタ・俺」から。俺が俺であることを規定する超越的存在の俺がいるという設定。なんのこっちゃ。
予定調和的なコード進行を若干壊しつつ、あまり外れすぎないところを狙ってみた。
■[m05]Something that brings me happiness 2013.3.15
幸せってなんだっけ。聴いていてHappy感が感じられるような曲を想起してみた。
本当はAcoustic Guitarのストロークも入れたかったのだが、MIDIの発音数の限界があるようなので割愛。
■[m04]満月の誘惑 2013.2.24
Flute、Oboe、Strings、Harp等で編成したスローテンポの曲。
職場の帰りにオフィスビル群の上に煌々と輝く満月を見て着想。
狼男が満月の夜に変身するというのは映画の中だけらしいが、月の光には何か人の心を惑わす力があるようで。
■[m03]Get on! 2013.1.19
何となくブラス(Trumpet×2+Trombone×1を想定)が活躍する曲を作りたくなった。曲は「勝ち馬には乗っとけ」的なイメージ。
■[m02]vers le soleil 2012.12.11
曲名は仏語で「太陽に向かって」。暗き日常から日の差す方向に半ばやけっぱちで向かう感じをイメージ。
■[m01]烏賊爆弾のテーマ 2012.9.23
■[m00]Test Module 2012.8.17
その名のとおり、MIDIシーケンスソフトを初めて使った時の試作曲。
Free版ソフトの機能やMIDIの音色等を試すのが主な目的だったので、人に聴いてもらうにはちと物足りない。
曲数が増えるまでということで仮置きしていたが、削除するにはちょっと寂しくなり、記念碑的に置いておくことにした。
■Trombone Quartet No.6 Ⅳ:MANDARA 2012.1.29
まだ当サイト「烏賊爆弾」開設前に紙譜面で作曲していたトロンボーン四重奏曲のうち、比較的出来が良かった(と自分で思っている)楽章をMIDIデータ化してみた。
ちゃんと実楽器で演奏できると思うが、もう自分でトロンボーン吹いてないので定かではない。
音の扱いがイメージとどうしても異なっている箇所がところどころあるのだが、まあそこは割り切り。
●楽器編成:1st Tenor Trombone、2nd Tenor Trombone、3rd Tenor Trombone(※with F-tube)、4th Bass Trombone
他の昔の譜面で良さげなやつは、気が向いたらデータ化するかも。
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