海遊館の裏手から少し歩いたところの、沿岸の海中にぽつんとあるマーメイド像。
マーメイド像と言えばコペンハーゲンのものが有名だが、それと同じルーツのものとの説明。へえ。
コペンハーゲンの像よりはちょっと小さいらしい。まああっちの現物を見たことないので何とも言えんが・・。
海遊館や天保山マーケットプレースの賑わいとは対照的に、像の周りには人もあまりおらず、メジャーな観光スポットでは無さそう。
ただ例えば、『ラブラブカップルが大阪港に沈む夕日に映えるこのマーメイド像を見て、悲恋の物語に心を馳せロマンチックな感慨に浸るぅ~』 みたいなシチュエーションは期待できるスポットではないか、と思ったのだが・・・。
像の周りの海中には大量のゴミ。ロマンチックな気分もすっかりぶち壊し。
コペンハーゲンの像は俗に「世界3大がっかり名所」のひとつとして名高いが、ここも別の要因で「がっかり感」が醸し出されている。
マーメイドはぷかぷか浮遊する多くのゴミに囲まれ、途方に暮れているようにも見える。
人魚姫は人間の王子に恋して陸に上がったが、このマーメイドはきっと、こんな汚い海の中に居たくないのだろう。
烏賊爆弾 ©まさやんT リンクフリーですが、掲載の文章・写真など全てのコンテンツにつき、複写・転載・公衆送信等は禁止します