今日は天気も体調も良いので、久しぶりに生駒駅から辻子谷越ルートで生駒山を越えることにした。
このルートは約3年前、大雨で山道の一部が崩れて通行不能になったため、しばらく通ってなかったので久しぶりだ。
←生駒山中腹から奈良側の眺望
生駒側のルートは修復されていたのだが、生駒山上遊園地の駐車場横から東大阪側の山道に降りようとしたところ、どうも様子が変だ。 通り道がガードレールで意図的に塞がれている。
訝しく思いつつ、とりあえずガードレールを跨ぎ、崩れかけた階段を降りたところで、このコースが通行止めとなっていることに気づいた。
「お気をつけてお帰り下さい」
すなわち、何も事情を知らずに東大阪側から生駒山上遊園地を目指してハイキングコースを登って来た人は、到着まであと少しのところでこの「お帰りください」の看板に出くわす訳だ。あらら。
←もう少し下のほうにあった、通行止めのお知らせ
通行止めのお知らせ看板の前でざわざわしていたハイカーがいたので、遊園地からの山道の状況を説明しておいた。
通行止めの区間は近鉄の土地だ。推察だが、大雨ですぐ崩れる山道の修復・メンテに費用をかけても遊園地の集客にはあまり効果が無いので、近鉄の経営判断で廃道としたのだろう。
* * *
ちょっと暗い気持ちになりながら辻子谷を下りていく。
以前紹介した「あぶない子供」「あぶない子供のその後」の看板があるこのエリアで、またイカした看板を発見。
「暗い夜道のひとり 歩きは危険です」
改行位置が今一つというのはさておき注意喚起としては普通の内容だ。だが、看板の上に書かれている人物に注目。
・・誰?
夜道の一人歩きは危険だと警告してくれている親切な人なのか、はたまた一人歩きを狙う危険な人のほうなのか、どっちだ?
がっちり固めたヘアーとキザな眼鏡と派手なネクタイ。トニー谷(知らんか)氏のイメージだろうか。
一人歩きの夜道でソロバンをシャカシャカ弾きながら「あなたのお名前なんてぇの♪」とか近づいてきたら確かに怖いざんす。
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