最初に断っておくが、恐らく地元住人や事情を知る関係者は、この名前に全く違和感を感じていないに違いない。
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登美ヶ丘から菖蒲池方面に散歩をしていたところ、ある施設の名前が目に入った。
「学園前学園」？？
後ろの「学園」はこの施設を指すとして、その「学園」の前にある「学園」ってどこ？
なおこの学園の周りにそれらしき建物は全く見当たらない。
果たして、このミステリーの真相は・・
実は「学園前」というのは、奈良市北西部のいわゆる”地域名”なのである。
Wikipediaによると1940年代に近鉄が新駅設置の際、近くにあった「帝塚山学園」にちなんで駅名を「学園前」と名づけ、 その後この駅近辺で開発された住宅地一帯を「学園前」と呼ぶようになったらしい。
で、この施設も元は「学園前保育園」という名前だったところ、幼保一元化で認定こども園となり、 「保育園」を「学園」に変えたためこのような名前になったようだ。
「学園前」を地名として認識できる人には何も違和感も無いのだろうけど、事情知らない人には疑問を感じさせる名前だよね。
ちなみに奈良には「奈良先端科学技術大学院大学」なる施設がある。
「大学院大学」って大学なのか大学院なのかどっちやねん、と突っ込みたくなるのは俺だけか。
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