快晴の天候の下、生駒山を散策した後、駅方面に歩いて帰る途中の公園にて。
「公園内 犬(?)の散歩 禁止」
以前も犬にやたら厳しい公園を紹介したが、この公園もなかなか厳しそうだ。
ただこの看板、厳密に言えば公園内散歩禁止の対象はイラストの「おしっこしている犬(または狐?)」である。
なので、「辺り構わずおしっこする、しつけの悪いワンちゃんは散歩禁止なのね。でもうちのワンちゃんは 外でおしっこなんてしないので大丈夫ざます、おほほ」とか都合の良い解釈もできそうだ。
しかし、そんな屁理屈を叱責するような、やたら大きな警告板が掲示されていた。
「公園に犬を放すな 地域住民の『いこい』の場
犬の排便所ではない!!」
「排便所」・・。
あまり耳慣れない言葉だが、まあ言いたいことはわかる。よほど犬の糞害にフン慨してのことだろう。
ただこの看板も、「犬を放さないでちゃんとリードでつないで、排便もさせなければいいのですよね」といった一休さん的解釈も不可ではない。
まじめな話、犬を飼っている身の俺としては、こんな怒りに任せた文句の羅列ではなく、糞の片付けなどエチケットを守れば公園内の立入りもOKとするのか、 理由を問わず犬の公園内立入りをNGとするのか、合理的な”ルール”を掲示してほしいところだ。
この町内の犬の飼い主は、犬の散歩でこの公園の近くを通るたびに疑いの目で見られていないだろうか。
善良な愛犬家にはちょっと肩身が狭そうな町である。負け犬ってやつかな。(←違う)
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