カニ足食べ放題バスツアーで鳥取の羽合(はわい)温泉に宿泊した翌日、 多少の胃もたれを感じつつ、東郷湖畔にある観光スポット「中国庭園 燕趙園」を訪問。
大阪・鶴見緑地の全然手入れされてない雑草だらけのひなびた中国庭園(数年前の話だが)と異なり、ここは園内がきれいに整備されており気持ちが良かった。
建築物の見学以外にも、チャイナ服(レンタル)コスプレ、中国の作法による烏龍茶の拝茶、鯉の餌やりほか、意外と長時間楽しむことができた。
来訪客は始終少なかったけど・・。
地図を見たところ、燕趙園の隣に「パンダの楽園」という名前の場所があったのでちょっと行ってみた。
・・本物のパンダがいないとはわかっていたが、石像なのね。看板パンダはいわゆる「顔出し」になっている。
人間の観光客があまり来ないスポットのようなので(笑)、石像パンダも皆のびのびと過ごしているようだ。
ただ楽園と言うには石像パンダの数が少なく、パンダ好きの俺にはちょっと寂しく感じる。
神社の献灯みたいに「献パンダ」を募ったらどうだろう。パンダの背中に奉納者名を書いたりして。
* * *
さておなかも減ったので、ご当地名物の牛骨ラーメンを食べに、道向かいにあるお店に向かう。
店の名前は「燕趙園」。道の駅らしいが、さっき行った庭園と同じ名前でまぎらわしい。
入口に、普通のやつに混じって何やら怪しいガチャが置いてあるのを発見。
「色々入っています ? 200円のを100円で」
そういや昔、似たような飲料自販機に遭遇したことがあるな・・。
俺はあまりやる気が起きないが、ガチャの中身よりもガチャを回すことに幸せを感じる愛好家や、 勝負事に挑戦せずにはいられないチャレンジャーな人にはお勧め。
* * * *
格安の割にうまい牛骨ラーメンを食した後、中国グッズのおみやげ品店へ。
お店に入ろうと自動ドアの前に立ったが、扉は動かない。
ボタンで開くタイプだろうと扉のボタンを押そうとしたところ、何か貼ってある。
「自動ではありません」
・・いや、だってその横に「自動ドア」って書いてあるじゃん。
あ、自動ドアの電源切ってるのか。お客も多くなさそうだし(失礼)、節電のためなのだろう。
自動になってない自動ドアを手動で開くのはちょっと扉が重かったが・・
←謎の中国人
出発前には全く想定していなかった、中国地方で中国文化と出会った旅。
旅行中に撮った写真を整理したところ燕趙園でのものが多く、他の人が写真だけ見ると旅行先が鳥取だったのか中国だったのかよくわからない感じだ。
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